2014-08-27 序段 徒然草 つれづれなるまゝに、日暮らし、硯(すずり)に向ひて、心に移り行くよしなしごとを、そこはかとなく書きつくれば、怪しうこそ物狂(ものぐる)ほしけれ。 誰でも知ってるこの文。怪しうこそ物狂ほしけれという部分には色んな解釈があるようだけど、色んなとこで色んなタイプの駄文を垂れ流してきたものとしては、書くことによって現実と思考の不可避的な断絶に感じるものがあったのではと推測。でもその気持ちは必ずしも不快なものとは限らないんだけどね。文を書くってのは書くこと自体がすごく面白いことだよ。まあどうなんでしょうね。人の文に自分が映るというからね。
2014-08-26 ■ 擬古文習作 秋立ちて後長しと言へども暑からば秋めく心地覚えねど油蝉の声なく法師蝉に秋の虫混じりてこそかつがつ夏の限りの切(せち)に身に入(し)む心地覚ゆれ。 秋や来ぬつくつくほうしに秋の虫
2014-08-21 2014-08-21 フリードリンクというのも、もちろん持ち帰りまでやるわけはないけど、水筒に入れてるのを見たことがある。これはいちいち注意書きするのも変な話だしね。いちいちこんなことでトラブルになってたら営業が成り立たないわ。
2014-08-20 ■ 日記 大叔父が亡くなった。お通夜には沢山の方が来てくれた。 後のことに寄り合ふ人のかほ見れば帰らぬ人のけはひ知らるる み仏の櫃に飾れる花よりも人ぞまことの花にざりける この人の身内にあるぞ誇らしき我が身ものちはかからんと期す
2014-08-17 俳句 創作 暑気払いビールもいいけどカレーもね 枝豆かそろそろ秋刀魚が食いたいぜ 水畑の失せぬ眺めや盆参り 蝉の音の移ろひに入む季節かな かんぜみの鳴くも一入秋の入り カナカナとカタカナに鳴くがつきづきし お盆とて二人も迎へに来ざらなむ 盂蘭盆を待たず叔母上逝きにけり 忽ちに立ち待ちの夜は更けにけり